- 【概要】
- 日時:日時:2018年11月1日(木)6:00-7:00
- 場所:渋谷センター街周辺
- 参加者:湘南クリーンエイドフォーラム運営委員5名
まず、朝6時なのに凄い人人人!?ここは日本??と目を疑う仮装だらけの異様な雰囲気です。まるで昔の東南アジアの場末のディスコのようなカオス状態でした。
でも明らかに昨年とは違います。昨年まではこの時間でも通り中にあらゆる種類のごみが散らばっていましたが、今年はタバコの吸殻以外はほんの僅かな状態です。
昨年のありとあらゆる所にごみが散らかっている様子
その理由はごみを拾っている人が昨年に比べ圧倒的に増えたからでしょう。私たちが到着した6時にはすでにボランティアたちが拾い集めたごみの山が、通りのいたるところに点在していました。
今年は am6 時の時点で、ほぼごみ拾いが済んでいる状態でした。
振り返ると一昨年はごみを拾う人は極少数で悲愴感が漂っていました。
そして昨年はごみを拾う人がいっきに増え、水商売の従業員風の人が、「日本人ならごみを拾おう!」などと呼びかけをおこない、まるで善と悪がせめぎ合っているような印象を受けました。
昨年はホストやキャバ嬢の方たちが大活躍されていました。
さてこの戦い今年はどうかというと、がぜん善の方に勢いを感じました。
昨年までは夜通しここで遊んだ人が、ごみを拾っている人の姿を目にし、呼びかけにいたたまれなくなりごみを拾いだすケースが多かったように思います。
しかし今年は始めからごみを拾う目的でわざわざ来た人が多く、しかも皆さん、仮装をしてこのイベントを楽しんでいる感じでした。
そして、もう一つの新たな動きとして、通学前の高校生や出勤前の会社員の方たちが出現(?)しました。
この日はいつもより早起きして、自分たちの学び舎や職場近くの街を守るという、とても良いムーブメントが芽生えてきたと思います。
今年はこのイベントの潮目が変わりつつあることを肌で実感できました♪
渋谷のハロウィンは日本人のモラルのショーケースだと思います。
若者たちの無責任で身勝手な行動を誘発するこのイベントは、今の大人たちが作って来た時代を反映する大人たち自身の写し鏡です。
今も昔も、自分たちのおこないを顧みずに文句ばかり言う大人が多ですが、本来、大人が子どもに良い手本を示してきたらこんな事が起こる訳がありません。大人たちにもこの状況をTVを通してではなく自分の目で見て欲しいと思います。
私もこのイベントに愕然とし、大人としての責任を感じさせられてきましたが、来年は…今年と比べてどんな変化があるか楽しみです。また状況確認しに来たいと思います。
湘南を am4 時に出発して来たメンバーたち
Written by Minoru Igarashi