【報告】2023年8月13日(日) 第92回調べるビーチクリーン@辻堂海岸

第92回『調べるビーチクリーン@辻堂海岸』活動報告

当日の関東地方は最高気温34℃の真夏日でした。そして日本列島に向かって進行中の台風7号「ラン(Lan)」の影響で不安定な天気でしたが活動時間中は雨に降られることなく充実した活動を行うことが出来ました。ただし、この台風7号はその後、近畿地方に上陸し、近畿~中国地方に跨る広域なエリアに大雨特別警報が出されるほどの大雨をもたらしました。今年も大雨による被害が続発していますね。

今回は小学生/4人、中学生/2人、高校生/2人の参加があり、夏休みの課題に海ごみ問題を取り上げるためにわざわざ東京や横浜、海老名などから参加したとのことでした。それに対して、いつものようにグループに別れての「調べるビーチクリーン」、その後で1㎡のごみを取り切る「10000ピースプロジェクト」を実施して、ごみ問題を肌感覚で体験してもらいました。また限られた時間でしたが「ふりかえり」の最後にプラごみ問題の本質的なお話しをさせて頂きました。お盆期間中の貴重なお休みにご参加頂いた皆さま、大変お疲れさまでした。


【実施概要】
実施日時:2022年8月13日(日)10:00-12:00
実施会場:辻堂海岸正面(藤沢市)
参加人数:16名(小中学生6名、高校生2名)
ごみ回収:1袋(可燃/1、不燃/1 ※30L)
10000ピースプロジェクト/6ピース
活動支援:(公財)かながわ海岸美化財団


【調べるビーチクリーンとは?】
『調べるビーチクリーン』は4~8名づつのグループに分かれて、チームでごみを拾いながら同時に調査する活動です。また活動後に『ふりかえり』という省察時間(リフレクション)を設け、グループごとにごみ問題についての意見交換をおこない、最後に参加者全体で情報共有します。この活動では①ごみの動向(問題)をデータ化し見える化する、②そのデータを公表し社会に周知する、③活動を通して参加者にごみ問題への理解を深めてもらう、④参加者同士の交流を促進しネットワークを繋げることなどを目的としています。

【10000ピースプロジェクトとは?】
この月例活動では『10000ピースプロジェクト』という活動も併せておこなっています。『10000ピースプロジェクト』とは1㎡エリアを1ピースと捉え、そのエリアのごみを全て拾って完全にごみを取り除く活動です。この活動では1㎡という手軽に活動できる広さを1ピース(1単位)として10000ピースの活動を積み上げることを目標としています。『10000ピースプロジェクト』はマイクロプラスチックをはじめとする小さなごみの存在を認識するのにとても有効な活動です。


【活動の様子】

 

 

 

 

 


ご参加頂いた皆さま、スタッフの皆さま、大変お疲れさまでした!!
次回の活動は9月9日(土)です。まだまだ猛暑下の活動が想定されます。ご参加頂ける場合は十分な熱中症対策をお願いいたします!!

▼第93回調べるビーチクリーン@辻堂海岸

【募集】2023年9月9日(土) 第93回調べるビーチクリーン@辻堂海岸

皆さまのお越しをお待ちしております♪