2020年1月12日(日)第49回 調べるビーチクリーン@辻堂海岸

2020年初開催の調べるビーチクリーンを以下の内容で開催いたしました。

日時:2020年1月12日(日) 8:00-10:00
場所:辻堂海岸(神奈川県藤沢市)
内容:
①調査ビーチクリーン(拾ったものを分別し、種類毎の数を記録)
②海ごみのお話し(五十嵐代表理事)
③プロフォトグラファーによる「海で家族写真」の無料撮影
④ON THE PIG’S BACKさんでモーニングの無料提供
⑤環境映画鑑賞

主催:NPO法人 湘南クリーンエイドフォーラム
共催:ON THE PIG’S BACK(@on_the_pigs_back
協力:あおぞら写真事務所 (@takenouchikenichi

 

当日は共催・協力の宣伝効果が大きく、40名の参加者にお集まりいただきました。ON THE PIG’S BACKの吉田さん、あおぞら写真事務所の竹之内さん、ご協力ありがとうございました。

 

さて今回は、2020年の初開催ということで、初めに全員で安全祈願を行ない、お神酒を海に奉納しました。

 

日本酒が似合うふたりですね~(笑)。笑顔でお神酒を注いでいるのは、SCF代表理事の五十嵐です。

 

気温は5~6度しかありませんでしたが、晴れて風が無かったため、体感温度が高く気持ちのいい陽気でした。富士山も見えていたので、何だか嬉しいビーチクリーンタイムでした^^

 

ON THE PIG’S BACKの看板犬”ノエル”もビーチクリーンに参加していました。

 

一番右がON THE PIG’S BACKのオーナー吉田さん。

 

団体会員になっていただいた株式会社 全国設備CADセンターの皆さんにもご参加いただきました。

 

比較的ごみが少ない日でしたが、参加者が多いため、最終的にはかなりのごみが集まりました。

 

プラスチックの破片、ストロー、タバコの吸い殻、針金、ペットボトルのキャップ、食品の包装が多かったです。

 

よ~く見てみると、細かくなったプラスチック、ペレット等のマイクロプラスチックがたくさんありました。

これらは砂浜に混ざる、海に流れ出す、鳥や魚が誤食するなど、様々な悪影響を与えます。さらにプラスチックは生分解しにくい特性を持っているため、数十年から数百年も海の中に存在することになるのです。

 

海ごみの70%は、陸域で発生したものが、排水溝や河川を通って海に流れ着いたもの。そして、木くず等の自然系のごみを除けは、ごみの80%は私たちが日常生活で使用している容器包装系のごみだということを伝えると、初めて知った参加者は一様に驚いていました。

 

海ごみを減らすには、街から出るごみを無くすこと。そうすれば70%の海ごみが無くなるのです。

 

SCFではイベント参加者にメンバーズカードをお渡ししています。ビーチクリーン等のイベント参加する毎にスタンプが貯まっていき、素敵な特典と交換できます。

またSCFの活動のいくつかは、2020東京オリンピック・パラリンピックの認定プログラムとなっており、参加者には特製バッヂを配布しています。

 

皆さん、ビーチクリーンお疲れさまでした!この後はサーファー通りにある「ON THE PIG’S BACK」さんに移動してモーニングタイムです^^

 

「ON THE PIG’S BACK」さんの外観。アメリカ西海岸のビーチハウスの様です。

 

じゃじゃ~ん!何と無料サービスのモーニングは、フレンチトーストとスープでした!参加者からは「お~!」「こんなに素敵なモーニングだったの?」と喜びの声が聞こえて来ました。

 

この笑顔をみれば大満足だったことが分かりますね^^

 

最新の環境映画鑑賞も大好評でした。「すごく勉強になった」「また参加したいです」「自分に出来ることを考えて実践したいと思います」といった声をいただきました。

今後もビーチクリーンだけでなく、今回のようなローカルとのコラボレーションや映画鑑賞会など、楽しくて学べる企画を考えてまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

次回の調査ビーチクリーンは、2月9日(日)です。イベントの詳細はこちらをご覧下さい。