【報告】2023年6月29(木)第1回新島ラバーズビーチクリーン

第1回新島ラバーズビーチクリーンを開催しました!

東京の離島「新島」はかつて世界大会も行われたこともあるサーフィンのメッカ的な存在です。白い砂浜とシーグリーンの海に彩られた島の東側に位置する海岸は海外のメジャーなリゾート地に引けを取ることのない魅力的なロケーションです。しかし近年、黒潮にほど近い海域に位置することから国内外の漂着ごみが増大し続け、海ごみのメッカと化してしまうことが懸念されます。

このプロジェクトは新島へレジャーで訪れたツーリストにビーチクリーン活動を通して海洋環境保全や地元社会に貢献し、単なるレジャートラベルでは味わうことの出来ない充実感を味わってもらうことを目的にして呼びかけたエコツーリズムです。地元の多方面の方たちの手厚いサポートを得て実施することが出来ました。


【活動概要】
⬜︎日時:2023年6月29日(木) 12:00-16:00
※翌30日(金)に回収処理
⬜︎場所:新島シークレットポイント(東京都)
⬜︎参加:30人(ツーリスト15名、ローカル15名)
⬜︎ごみ:70袋(70L) 総重量660kg
可燃/36袋、不燃/8袋、ペットボトル/26袋、粗大ごみ/112個


【活動の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【ごみのデータ】
この活動では「調べるビーチクリーン」を実施してごみを種類ごとに集計・データ化しました。このデータを積み上げていくことや、他のデータと比較することでごみの特色・動向を把握し、今後の発生抑制につなげていくことを目指しています。※ごみの総数5287個

 

 


この活動ではごみを拾い集めるだけではなく、分別整理し、処理場へ処理依頼するところまでをスキームとしました。砂浜に集めたごみを海岸の駐車場まで四輪駆動車でピストン搬送し、駐車場でごみをトラックに積み替えて処理場まで搬送するというタスクを地元の支援者や村役場の方たちの手を借りて行いました。

今回の活動を行うにあたっては多方面のセクターと事前折衝し、ご理解ご協力頂きました。次回の活動時には今回のノウハウを活かしてより大きな成果を出せるようにこのメソッドをブラッシュアップしていく所存です。

今回、ご支援頂いた皆さま、本当に有難うございました。次回もどうぞ宜しくお願い致します。


【実施体制】
▢主催:NPO法人湘南クリーンエイドフォーラム
▢助成:一般財団法人セブン‐イレブン記念財団
▢後援:東京都環境局、株式会社サーフレジェンド、一般社団法人Surfrider Foundation Japan
▢協力:新島村役場、民宿富八、地元有志の皆さま

※秋頃(10月)に2回目の活動を予定しております!